葛井寺(ふじいでら)は古代氏族葛井氏の氏寺として、7世紀後半の白鳳期に建立されました。西国三十三箇所観音霊場の第五番札所として信仰を集め、多くの巡礼者が訪れています。本尊の国宝乾漆千手観音坐像は、大阪…
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ふじいでら国宝・千手観音像が御本尊、西国三十三箇所札所。
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どうみょうじてんまんぐう学問の神様・菅原道真公が御祭神。梅園が見どころ。
道明寺天満宮は、土師氏の氏神として成立し、のちに土師氏の子孫でつながりの深い菅原道真を祭神に加え天満宮となりました。宝物館には、国宝である伝菅公遺品をはじめとして多くの貴重な文化財が所蔵されています…
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からくにじんじゃ深い緑に囲まれた、歴史ある「式内社」。
延喜式にも記載のある古い歴史を持つ式内社で、物部の祖を祀ったことに始まります。室町時代には春日の神を合祀し、春日丘にその名を残しています。その後、明治時代になって長野神社を合祀しました。深い緑に囲ま…
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ともばやしのうじのじんじゃ「西の靖国神社」と称される、由緒ある神社。
「延喜式」にも記載された由緒ある神社であり、軍事を司った大伴氏の祖神道臣命を唯一祀る神社で「西の靖国神社」と称され、昭和15年の新社殿完成の際には、靖国神社より明治5年に建築された手水舎が移築されまし…
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ぜんこうじ秘仏が伝わる、長野善光寺の「元祖」
浄土宗知恩院派に属する寺で、織田信長の河内攻めの時に一旦焼失、慶長年間(1596~1614)になって現在の位置に再建されました。ここには有名な「本田善光の伝説」が伝わっています。推古天皇の御代、本田…
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どうみょうじ国宝十一面観音菩薩立像を御本尊とする古刹。
道明寺は7世紀中葉に土師氏の氏寺として建立された土師寺を起源とした尼寺です。土師氏の後裔である菅原道真公が、太宰府下向に際して伯母の覚寿尼を訪れたゆかりの地です。建立当初は現在の道明寺天満宮の南側参…
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ふるいちこふんぐん世界に誇る巨大古墳群。大阪初の世界文化遺産!
大阪府の南東部、藤井寺市から羽曳野市にかけて4km四方の範囲に広がる古市古墳群は、堺市にある百舌鳥古墳群とともにわが国を代表する古墳群です。古市古墳群は、前方後円墳31基、円墳30基、方墳48基、墳形…
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つどうしろやまこふん古市古墳群最古の大型前方後円墳
4世紀後半に築造された古市古墳群では最も古い大型前方後円墳です。墳丘長は210mで、二重の濠と堤を持ちます。内濠から出土した水鳥形埴輪は国の重要文化財に指定されています。周囲は花しょうぶ、コスモス、梅…
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ちゅうあいてんのうりょうこふん古市古墳群で3番目に大きい大型前方後円墳
墳丘長242mの大型前方後円墳で、幅の広い濠と幅の狭い堤を持ちます。堤などから出土した埴輪から五世紀末から六世紀初頭の築造と考えられています。後円部側に陪塚と考えられる鉢塚古墳があります。水が満ちる濠…
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いんぎょうてんのうりょうこふん二重の周濠があったとされる、大型前方後円墳
墳丘長230m、築造時には二重の周濠があったとされる前方後円墳。古市古墳群の中では4番目、全国でも19番目の規模を持つ大型の前方後円墳です。明治初期に第19代允恭天皇の陵として治定されました。別名「市…
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こむろやまこふん見晴らし良好!歩いて登れる前方後円墳
四世紀後半に築造された墳丘長150mの前方後円墳で、墳頂まで登って散策することできます。ここからは、円筒埴輪列や、家、盾、甲(かぶと)などの形象埴輪が確認されています。台地の高所に位置するため眺望がよ…
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なかつひめのみことりょうこふん墳丘長290m!藤井寺市内最大の前方後円墳
5世紀前半に築造された大型前方後円墳です。墳丘長は290mで古市古墳群では応神天皇陵古墳(羽曳野市)に次ぐ大きさを誇ります。後円部側には陪塚と考られる鍋塚古墳があります。