いんぎょうてんのうりょうこふん
允恭天皇陵古墳
二重の周濠があったとされる、大型前方後円墳

墳丘長230m、築造時には二重の周濠があったとされる前方後円墳。古市古墳群の中では4番目、全国でも19番目の規模を持つ大型の前方後円墳です。明治初期に第19代允恭天皇の陵として治定されました。別名「市野山古墳」。円筒埴輪や、犬や馬、人物を模した形象埴輪、須恵器蓋坏(すえきふたつき)など、5世紀中頃の出土品が多く見つかっています。