ふじいでら
葛井寺
国宝・千手観音像が御本尊、西国三十三箇所札所。

葛井寺(ふじいでら)は古代氏族葛井氏の氏寺として、7世紀後半の白鳳期に建立されました。西国三十三箇所観音霊場の第五番札所として信仰を集め、多くの巡礼者が訪れています。本尊の国宝乾漆千手観音坐像は、大阪府下唯一の天平仏で、毎月18日に御開帳されます。また、 四脚門は、桃山様式をよく伝える建造物として、国指定の重要文化財となっています。春には境内の藤棚に藤の花が咲き誇ります。