⑭ 大坂夏の陣・道明寺合戦 又兵衛、幸村ゆかりの地を歩く 半日コース ~道明寺合戦の始まりから終わりまでわかるコース~ 大坂夏の陣・道明寺合戦は、慶長20年(1615)5月6日、午前4時、小松山の戦いに始まって、午後4時、誉田の戦いが終わるまでの12時間の戦いのことです。石川をはさんで、東側の玉手山古墳群と西側の古市古墳群は、徳川方の東軍と豊臣方の西軍の布陣に利用され、この周辺で激戦が行われました。 藤井寺市の土師ノ里駅からスタートして、古代の街道、玉手山丘陵・古墳群、石川河原、誉田、道明寺を歩く一日コースは、道明寺合戦の両軍の布陣や激戦の様子が始めから終わりまで時間ごとに良く分かるコースです。 慶長20年(1615)5月5日、東軍は、徳川家康・秀忠約12万の本隊を京から東高野街道を南へ進め、奈良、法隆寺方面から亀の瀬、関屋峠を超えてくる伊達隊ら約3万5千の別働隊と道明寺方面で合流。平野、住吉方面から大坂城に攻め上がろうとする作戦をとりました。 豊臣方は総勢5万5千。大坂城はすでに濠を埋められており、そのまま攻められれば防ぐ方法もなく、勝利は難しいと判断。 そこで、東軍が道明寺で合流する前に、別動隊が進軍する大和口の山地の狭い場で機先を制して各個撃破することを決めました。 そして、真田幸村や後藤又兵衛など1万8千の隊は、5月6日早暁、道明寺でおちあうことを約束。後藤隊は予定通り道明寺へと軍を進めるのですが・・・・・・。 〔ご注意: ⑩から⑫は、柏原市玉手山公園にあり、休園日(水曜日、祝日の場合は翌日、12/29-1/3)は立ち入ることができません。ただし梅・桜開花時(2月初旬から4月下旬)は開園〕
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