ふるいちこふんぐん
古市古墳群
世界に誇る巨大古墳群。大阪初の世界文化遺産!

大阪府の南東部、藤井寺市から羽曳野市にかけて4km四方の範囲に広がる古市古墳群は、堺市にある百舌鳥古墳群とともにわが国を代表する古墳群です。古市古墳群は、前方後円墳31基、円墳30基、方墳48基、墳形不明14基、計123基から構成され、群中には墳丘長200m を超える巨大な前方後円墳6基を含んでおり、4世紀後半から6世紀中葉に形成されたことが知られます。古市古墳群は、堺市にある百舌鳥(もず)古墳群とともに、平成22年に世界遺産暫定一覧表に記載されました。そして令和元年5月14日、ユネスコの諮問機関イコモスから「『百舌鳥・古市古墳群』は、世界遺産一覧への記載が適当」との勧告がなされ、同年7月6日に開催された第43回ユネスコ世界遺産委員会で、大阪では初めての・国内では23番目の世界文化遺産として登録が決定しました。